番号! いち

     
みーの部屋
     
名 前   みー
性 別   メス
毛 色   三毛(縞入り)
享 年   12歳
 
     


みーほど手のかかった猫はいない。

小さい頃の交通事故が原因で下半身不随となり、そのせいなのか

偶然なのか、数々の病気にかかり何度となく入退院を繰り返した。

手術をした回数も数え切れないくらいだ。

下半身不随の為、便が自力で出来なくなり「お腹を押して便を出す」

と言う荒業も覚えた。もちろんDr直伝である。

手のかかる子ほど可愛いと言うのは、人間に限ったことではない。

私にとって、みーは一番大事な猫だった。

みーもまた私に良く懐き、夜は私の手枕で寝るという甘えようだった。

そのみーがガンに冒された時、他の猫には悪いけど「何故みーが」

と思ってしまった。他の猫がなればいいと思ったわけではない。

今まで散々辛い思いをしてきたのに、

何故またみーなんだろうと思ってしまったのだ。

3回も手術をしたのに、

ガンと診断されてから8ヶ月ほどで逝ってしまった。

エサも全然食べなくなり、もうだめなんだろうなと思っても怖くて

Drに「あとどのくらい」とは聞けなかった。

1999年8月24日、会社から帰るとみーが私のベッドの上で死んでいた。

死んだばかりみたいでまだ暖かかった。

きっと私を待っていたんだろうな。

今度こそ私の腕の中で逝かせてやろうと思っていたのに、

間に合わなかった。ごめんね、みー。